伝わらないがただあるだけ
アートマイムを学び始めて幾年。
学んでいると言えるのか怪しみながらも振り返ると…以前に比べ、精神的に落ち着いてきたように思う。
もしや………歳のせいか。
始めは身体能力としての興味が大きかった。
あの動きが出来るようになりたい。
あの動き、あの動き。
JIDAIさんの舞台を観るたびに集めるように
そう思っていた。
アートマイム塾に参加するようになって
動きというのは単に運動ではなく生き物である。
生きているというのは、
身体に通る『なにかしら』が表の世界に
描き出されること。
そう考え始めるようになった。
描き出されたといえるのは
他者との間に関わりができる。
受け取ってくれる人がいる。
こう考えを進めると
「伝わらない」の理解が変わってくる😑💫
ただ、「伝わらない」があるだけ。
それならば、どうしたらいいのだろう?
向き合うのはここ。
アートマイムは物も言葉も無いからこそ
突きつけられるものがシンプルな気がする。
最近では清々しささえある。
やや。見て見ぬ振りだったら恐ろしい。
ふてぶてしくなったとか………疑っておくのも大事。
「伝わる」と「わかって貰える」は違う。
「わかって貰える」と思うのは、期待みたいなものが混じって、その混じり気に自分の満足度が高まるのではないかと…自分の動きを映像で見て反省してみる。
『伝わる』はもっと間にある。
このあたりが出来るようになったら
人とのコミュニケーションも一緒にいることも
違ってくる気がする。
アートマイムからは
人を大切にすることも学べる。
#アートマイム
#身体表現
#伝わる
#空間は大切
#関係性が自分を作る